孫 無事小学校入学
全国7都道府県に緊急事態宣言が出されている中
先週、孫が小学校に入学しました。
4月から新学期が始まった小・中・高校は全国で38%ということなので
入学式を挙行してもらえたということ自体、幸運というしかありません。
時間は10分程度、在校生のは不参加、校歌斉唱も無しということでしたが
両親とも式に参加でき(式後のホームルーム参加は1名限定)
新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、孫も大きな声で「はい」と返事したそう。
入学式を行うにあたり、先生方が細心の注意を払って
準備してくださったのだろうと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
幼稚園卒園の後、小学校入学の日を指折り数え、
真新しいランドセルや勉強机を前にウキウキしていた孫
その様子を見ていただけにこの日の嬉しさはいかばかりだろうと思います。
その一方、多くの子供たちが入学式を迎えられない、学校生活がスタートできない
ことに心が痛むばかりです。
さて、無事入学したとはいえ、コロナが終息しない現状では
いつまた休校になるかわかりません。
当たり前にできると思っていたことがそうではなかった、
という現実を今私たちは突き付けられています。
人生は思いがけないことだらけ。運も不運もある。
選べない不運が訪れた時、その中でも希望を失わず生きていくこと
それができるか?
その難しい挑戦を私たちはやり遂げなければいけない。
そのうしろ姿から幼子たちは人生を学んでいくことでしょう。
遅まきながら父や母が生きているうちに、
戦争当時のことをもっと聞いておきたいと思うようになりました。
94歳の父は学徒出陣直前で終戦。88歳の母は軍需工場の手伝いに出たと
言っていました。戦時下に青春を過ごした両親。まさに選べない時代を
どう生きていたのか。今ならその思い出話も心に重く染みるはずです。
今年は暖冬の影響で桜が早めに咲いたのだけど、
寒の戻りがあったおかげで長持ちしてくれました。
今年の桜さん、ありがとう。
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