5/13(水)  たまたま NHKの「SONGS」美輪明宏を見ました。
はじめは何気なく見ていたのに、いつの間にかぐいぐい引き込まれていき…
美輪さんの壮絶な人生に驚愕しました。

戦争・差別・貧困、そして最近では脳梗塞を患うなど
様々な苦悩に満ちた人生ながら、社会を恨むでなく、
自分を信じ、周囲の愛に感謝して堂々と生き抜いて来られた美輪さん。

柔和なお顔から出る言葉の一つ一つが重く心に沁みました。
もちろんお歌も胸に迫ってきました。

人生は良いことと悪いことの繰り返し、
日本人は敗戦からも立ち直った、コロナの後もきっと良くなる
という発言には（覚えが悪いのでニュアンス）
ものすごく力づけられました。自分でもびっくりするほどに。

御年86歳、こういった年輪を刻まれてきた人たちの言葉を、手遅れになる前に
これからの日本の道しるべとして、大切に採りためておくべきでは…

苦難から力強く立ち上がってきた先人の言葉や体験は
コロナ禍の今こそ、私たちを勇気づけ、アフターコロナに
日本が一つにまとまって、大回復を遂げる大きな力になるのでは…
などと、珍しく殊勝な考えに至った「SONGS」でした( ´艸｀)

さて、日曜日の母の日、
娘一家が来訪。今年のカーネーションはこれです。

美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」に出てくる
無償の愛に溢れた昭和のお母さんたちの足元にも及ばない私

それなのに、こうやってお花を貰うなんて…かたじけないです( ´艸｀)

母の日の前後は、お花屋さんにいろいろな種類のカーネーションが溢れます。
中には、こんな珍しい紫色のものもありました。

今週ショックだったのは、昔知人から贈られ、お気に入りだった
益子焼のコーヒー皿がパックリと割れたこと…(´；ω；`)

しかし、ここで登場したのが、
しばらく出番がなかった金継ぎグッズです。

万事休す…と思っていたのに…見事復活を遂げました。

割れる前より深みが増したかも( ´艸｀)

ペアカップとして、これからも活躍しそうです。

古いモノには深い味わいと価値があります。

人も道具も同じですね。

あるものは大切に生かさなくては…。

いつか、美輪明宏さんのコンサートに行く日を夢見て。