nanasumire1958のブログ

60代主婦の日常

梅田でランチ&宝塚雪組公演観劇しました

3連休の最後の日、宝塚雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を観て来ました。
15:00公演なので観劇前に阪急グランドビル27階イタリアンレストラン「パパミラノ」でランチを。

食前酒(スパークリングワイン)・前菜・選べるパスタ・スープ・パン・デザート・コーヒーのコースで1900円(WEB予約で通常の29%off)とお得でした。


トリュフとキノコのパスタはボリューミー、眼下に見える大阪の風景もGoodでした。

今回の雪組公演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は、1984年にロバート・デニーロが主演した映画を、宝塚の人気脚本家小池修一郎さんがミュージカル化したもの。


宝塚雪組は、実力派トップコンビと煌めく男役スターの宝庫で大人気、チケットも取りにくく、立ち見もいっぱいでした。

ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年たちが、ギャングとして成り上がっていく過程で育む友情と絆、恋を中心に、その後の悲劇的顛末までをノスタルジックな情感で描き上げた(公演解説より)   2幕ものです。


さすが宝塚の人気脚本家小池修一郎さまが長年温めてきたというだけあって、映画をリスペクトしたストーリーは緻密、トップスター望海風斗さまと相手役の真彩希帆さまの個性と実力、歌唱力を存分に生かしたハードボイルド作品の良作だったと思います。映画を見たという友人は(私は見ていない)「ロバート・デニーロよりいいわぁー!」と望海沼にはまったようでした(笑)


私は・・、ギャングとか、拳銃とか、悲劇的結末とかいうのが苦手で(汗)
確かに、宝塚にありがちなストーリーの破綻もないし、登場人物の心理も描き込まれている…、映像を駆使した舞台装置もモダンでスタイリッシュ、お値段以上の佳作だとは思うのですが…。


夢の時間を過ごす目的で宝塚に行く私にとって、ギャング物2幕はちょっときつかったというのが本音です。


でも、結末のもの悲しさを、明るいフィナーレが吹き飛ばしてくれるのが宝塚の魅力です。


今回もラインダンス、男役女役の集団演舞、デュエットダンスでテンションが上がりまくりました。そしていつものように満足感をもって家路に着いたのでした。


いやー、それにしてもトップコンビの歌のうまさと言ったら。感服です。
宝塚史上こんな歌のうまいコンビはいなかったのでは?長く宝塚を見続けている私にも記憶がありません。特に真彩さまの声は、「神が与えたもうた」ようなえも言われぬ美しさ。聴いているだけでドーパミンが放出されてくる心地よさです。
トップコンビの歌が堪能できるように構成されているので、公演を見ながら歴史的現場に立ち合っているような高揚感がありました。以前雪組「ファントム」を見たときにも同じことを思いました。


今年中の退団が噂されているトップコンビですので、できる限りその歌声を聴きに劇場に足を運びたいと思います。チケット入手困難ですけどね。